ち
114 地に足のついた(ちにあしのついた)。腳踏實地。
115 地に落ちた(ちにおちた)。威信掃地。
116 提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)。相差懸殊。
117 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)。積少成多。
つ
118 月と鼈(つきとすっぽん)。天壤之別。
119 月夜に提灯(つきよにちょうちん)。多此一舉。
120 釣り落とした魚は大きい(つりおとしたさかなはおおきい)。跑掉的魚兒大。
121 鶴の一声(つるのひとこえ)。一言九鼎。
て
122 敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)。聲東擊西。
123 出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)。樹大招風。
124 出るところへ出る(でるところへでる)。打官司。
125 出る幕ではない(でるまくではない)。不是插嘴之處。
と
126 灯台下暗し(とうだいもとくらし)。當局者迷。
127 堂に入る(どうにいる)。爐火存青。
128 毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)。既無害也無益。
129 ところ変われば品変わる(ところかわればしなかわる)。十里不同風,百里不同俗。
130 途方に暮れる(とほうにくれる)。束手無策。
131 捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)。打如意算盤。
132 泥棒をとらえて縄をなう(どろぼうをとらえてなわをなう)。臨陣磨槍。
133 団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ)。半斤八兩。
な
134 ない袖は振れない(ないそではふれない)。巧婦難為無米之炊。
135 長い物には巻かれろ(ばがいものにはまかれろ)。人在屋簷下不得不低頭。
136 泣き面に蜂(なきつらにはち)。禍不單行。
137 泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)。秀才遇到兵。
138 無くて七癖(なくてななくせ)【あって四十八癖(あってよんじゅうはちくせ)】。人皆有癖。
139 梨のつぶて(なしのつぶて)。杳無音訊,石沉大海。
140 何食わぬ顔(ないくわぬかお)。若無其事。
141 習うより慣れる(ならうよりなれる)。熟能生巧。
に
142 二階から目薬(にかいからめぐすり)。隔靴搔癢。
143 逃がした魚は大きい(にがしたさかなはおおきい)。沒釣上來的魚總是大的。
144 苦虫を噛み潰したよう(にがむしをかみつぶしたよう)。愁眉苦臉。
145 憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる)。招人憎恨的人反倒有權有勢。
146 二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)。身兼兩種職業。
147 二の足を踏む(にのあしをふむ)。猶豫不決。